卡彿魯岸咖啡
卡彿魯岸咖啡 (カヴルガン) は、北緯22度の屏東の地域で、自ら栽培〜製造を行った上質なコーヒーです。
台湾南部で最も標高の高い北大武山(標高3,090m)の中腹、海抜1,200m地点の農園で大切に栽培されています。
綺麗な水と暖かな日差しが注ぐ地域で栽培したコーヒー豆は、フルーティーでまろやかな絶妙なバランスが特徴です。
その品質の高さゆえ、2012年には国賓招待用のコーヒーに指定されました。
台湾先住民族「パイワン族」が育てるオーガニックコーヒー
カヴルガンは台湾原住民パイワン族の言葉で、「一番高い」「最上級の」という意味があります。
台湾でも有名な高山である北大武山をイメージし、パイワン族の祖先はこのコーヒーをカヴルガンと命名しました。
ティピカ種
ティピカはアラビカ種の中で最も古い品種で、収穫量が少なく耐病性も低いため育てにくい種でもあります。
今現在、世界全体の0.01%と流通量が極めて低く、希少なコーヒーとして多くのファンをもちます。
台湾コーヒーと日本との関係
日本と台湾コーヒーの関わりは古く、日本が台湾統治を始めた大正〜昭和初期に天皇への献上品として栽培されたことに始まります。
明治維新以降、コーヒーを文化開花を匂わせてくれる飲み物として受け入れ始めていた日本は、台湾各地でコーヒー栽培を行うこととなります。
その時代のコーヒー栽培が時を経て、今の台湾でのコーヒー栽培に繋がっています。